体のための栄養学と予防医学 2章 最低知っておきたい私たち人間の体の仕組みについて 身体の機能、構造 器官系システム
2章 最低知っておきたい私たち人間の体の仕組みについて 身体の機能、構造 器官系システム
まず初めに。自分の手足や体が動くことに感動したことはありますか?
人間の体って脳から指令がでて神経細胞が筋肉に指令が渡り、手足が動く、しゃべるなどいろんなワザを持っていますね。そのワザが普通に使えない日がきたらどうしますか?
たとえば、車が壊れたら乗れないのでメンテナンスしますよね。家の屋根が台風で飛ばされたら屋根の修理をしますよね。それと同じで人間も病気になったら、手足が動かなくなったら病院という修理工場で治してもらうのですが、西洋医学の力では限界があります。薬は治す物ではなくて症状を抑えるものも沢山あります。副作用も考慮すると飲まなくて済むのなら飲まないほうがいいに決まっています。なので健康なうちに私たち人間の体もメンテナンスが必要なのです。いわゆる【未病状態で防ぐ】と言うことです。
今回はそのメンテナンスをした方が断然長持ちする体の仕組みや機能についてお話ししていきますね。
1:身体の構造と機能について
人の体は60兆個の細胞からなる各々の構成と機能を持つ細胞が集まり、組織が形成されます。
組織は
・上皮組織( 皮膚、粘膜上皮、血管内皮 )
・支持組織( ①結合組織 ②軟骨組織 ③骨組織 )
・筋組織( ①骨格筋―随意運動 ②平滑筋―不随運動 ③ 心筋―不随意筋 )
・神経組織( 神経細胞「ニューロン」、支持組織 )
に大別されます。
これら4種類の組織が単独、または組み合わさって器官(臓器)が形成されます。これら器官が有機的な連絡を持ち強調して働く時に器官系システムといいます。
<器官系システム>
・栄養素や酸素の摂取と供給に関与する器官系
・消化器系 消化管と肝臓、胆嚢、膵臓のような実質性の臓器でできています。食物摂取に伴って、唾液腺からは唾液、膵臓からは膵液、肝臓からは胆汁が外分泌され消化、吸収が円滑に進みます。
■消化、吸収について
口腔、食道、胃、小腸、大腸、などの消化器系は食物を摂取し栄養素に置き換えられ活動のためのエネルギーも食物の栄養素から供給されています。消化腺として唾液腺、膵臓、肝臓、胆嚢などがあります。
胃:消化管の中で最も拡張した部分であり、成人では内容が1,200ml~1,400mlです。
食物が胃にとどまる時間は食物の量と質によって異なります。
糖質が一番短く、タンパク質は2倍、脂肪は胃の運動を抑制するため停滞時間はさらに長い胃液に は塩酸やペプシンが含まれていて胃の蠕動運動とともに食物は粥状にまで消化され、吸収機能はないがアルコールは胃から吸収されます。
小腸:小腸の絨毛の表面は上皮細胞で覆われ6~7mあり、十二指腸、空腸、回腸に分けられます。小腸の90%以上は吸収細胞です。
栄養素を積極的に取り入れる役割を担っています。
*腸が汚れていると栄養素が吸収されにくくなり栄養が全細胞細胞に届かなくなります。腸のリセットは本当に大切です。
大腸:長さは1.6mで小腸よりは短い腸管です。大腸は虫垂、盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸に分けられます。
■消化管の自律性について
消化管の最大の特徴はその自律性による消化管粘膜は食物の情報を敏感に捉え、神経や消化管ホルモンを介して消化液の分泌と消化管の運動を調節します。(自律神経による)
一般に消化管は副交感神経が優位に働き、その興奮によって活動が亢進します。逆に交感神経は
消化管活動を抑制しますのでストレスが多かったり、興奮状態や緊張状態が続いたりすると胃腸の働きは低下し、便秘などが怒ってくる場合があります。
・呼吸器系 鼻腔、咽頭、器官、器官枝、肺からなる、酸素、二酸化炭素の交換を行っています。
・循環器系 心臓と血管で構成される血管系とリンパ管系からなり、心臓は収縮と拡張を繰り返して全身に血液を循環させています。
■老廃物、余剰物の排泄に関する器官系
・腎、泌尿器系 腎臓、尿管、膀胱、尿道からなり、尿を生成し、これを体外に排泄すル器官。
体内の水分や塩分、PHを調整します。
■生命活動とその維持に関与する器官系
- 運動器系 人間には約400の筋肉が存在し骨格系として200の骨があります。
- 神経系 神経系は中枢神経(脳、脊髄)末梢神経があります。
自律神経(平滑筋、心臓、分泌腺などの内臓に中枢から末梢に伝える遠心性の末梢神経)は交感神経と副交感神経からなり、内臓には必ず交感神経と副交感神経の枝が張り巡らされており、互いに拮抗しながら全身の調節をしています。
- 免疫系 風邪を引いた、感染症にかかった、がん発症などについて免疫が低下している状態です。
・抗原:抗体ができる原因になる物質を抗原といいます。
・抗体:抗体は免疫グロブリンと呼ばれるタンパク質であり対応する抗原と強く結合します。
免疫のおもなはたらき
・がん細胞、ウイルス、病原体など、本李の自分の細胞と違うものを異物として識別します。
・それらの病原体から感染を防御し、異物を除去します。
・体内で異変した細胞(がんなど)を発見し、攻撃、排除することで予防します。
・疲労や病気、体の不調の予防、改善をします。
・ストレスに負けない体をつくります。
・ウイルスに対する抗体を生産し、二度と罹患しないからだをつくります。
- 生殖器系 精巣、陰茎(男性) 卵巣、子宮、乳腺(女性)種族維持の器官です。
- 内分泌系 細胞の中で合成された物質が細胞外に出る仕組みを分泌という。汗腺や消化腺の導管を通じて体外や体腔内に分泌される物を外分泌と呼ぶのに対し、分泌された物質が導管を介さずに血管に入り血流に乗り全身に運ばれる事をエンドクリンと言います。内分泌される物質はホルモンと呼ばれます。
いかがでしたか?人間の体ってすごくよく出来ていますよね!この器官システムが歯車のように連動してぐるぐる回っているので、1つでも調子が悪くなると歯車が狂い出します。それは、ストレスから自律神経が狂っても、暴飲暴食をして消化器系が狂っても、偏食によりホルモンバランスが狂っても起ります。
自分の体をケアする、労る事がどれほど大事か、ご理解いただけたでしょうか?
- 次回は消化、吸収についてお話ししますね。次回をお楽しみに!
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